宅配ドライバー(60代以上・男性)の体験談
ドライバーを始めた理由
本業が夕方からなので空き時間の有効利用で応募した。もともと運転が好きで学生時代は引っ越し時のマイカーのトヨタデーラーの陸送のバイトをしていたので経験値があったから始めた。
想像と違ったこと
運転が好きなのできっと楽しくやれると思っていたが、指定時間厳守の職場でクレームあり。配達先への効率が最善のルートが覚えられず非効率な動きをしてせかされる。職場の届け先の場所指定が複雑で短期間では覚えらない。交通量の多い幹線道路で路上駐車をしなければいけなかった。決済方法が煩雑で集金後の会計が合わずにいつも困惑と自己嫌悪。高所恐怖症なので高い場所に届けるのが苦痛。車両持ち込みで燃料代は自腹。時間に追われているのに配達先の人がなかなか出てこない。など
一番きつかったこと
最初に面接に行った時から不安があった。まず面接時に名刺を渡さず自己紹介もしない。HPで顔写真を見ていたのでこの人が代表者だとわかったが普通は名乗るはず。業務開始日の明確な連絡はなく、後日ということで待っていたが何もないので、こちらから連絡したら「いつから来ますか?」と聞かれて狼狽した。行き当たりばったりで指示を出してくるので毎回困惑する。忘れっぽいので指示を何度か確認すると機嫌がわるくなりブチ切れられたりして非常にやりにくかった。
後悔・失敗したこと
求人サイトに勤務経験者のレビューがなかったので立ち上げてからの日数が短いのでしかたないのかと思っていたが、やはりレビューがない勤務先はやめておいた方がよいと思う。ほかの求人先ではしっかりレビューが記載されているのでこの点はしっかりと確認すべきである。仕事はやはり時給よりも人間関係、働きやすさ、居心地よさだと思う。時給だけで応募したり、いつまでも求人掲載されている職場はそれなりに理由がある。
やってよかったこと
空き時間を有効活用する点だけはよかったが、残念ながらそれ以外では全く自分には向いていない職場だった。ドライバーの仕事を選ぶにはしっかりとその事業所の情報を収集してから応募すべきだった。情報が少ない場合はやめた方が良い。
求人選びで確認すべきこと
交通費、研修期間の内容、急なルート変更の有無、事故の際の補償、路上駐車の際の罰金の扱い、給与の締め日、振り込み日、急な体調不良や不慮のアクシデントの際の休みの対応、道路状況による交通渋滞での対応、地震や水害など天災時の対応、降雪による道路状況の対応、冬場に備えてタイヤ交換の補助など考え出したらきりがないですが大事なことなのでしっかりと聞きましょう。面倒くさがって不機嫌になる代表者ならやめるべきです。
これから始める人へ
とにかく職場環境が最優先です。人間関係が面倒でドライバーになる方も少なくない(私もその一人)ですが、その所属長との関係が第一です。信用に値する人か否かを1回の面接で見極めることは困難ですが、できるだけ情報は集めましょう。情報がない場合はやめた方がいいです。ほかの案件を探して応募されることをお勧めします。ドライバーは社会インフラを支える重要な職業です。誰もが安心安全で快適に働ける職場でなくてはいけないと思います。ぜひ良いご縁に恵まれることを願っています。