長距離トラックドライバー(40代後半・男性)の体験談
ドライバーを始めた理由
当時、高収入で知られていた佐川急便へも面接に行き就職も真剣に検討しましたが、同じ運ぶ仕事でも長距離のほうが面白そうだという直感がありました。実際、自分のペースで走れる大型トラックの仕事は楽しかったです。
想像と違ったこと
荷物を積んだら運転するだけ、と思っていたのは確かです。しかし実際に始めてみると、週に3本の長距離というペースが想像以上に体に堪えました。1本走り終えてようやく休めると思ったところに、すぐ次の出発が控えている。睡眠時間を削って走り続ける日々は、体力的にも精神的にも想定以上のきつさでした。
一番きつかったこと
一番きつかったのは、運賃の安さゆえに高速道路をほとんど使えず、下道ばかりを走らざるを得なかったことです。高速であれば短縮できる時間が、下道では信号や渋滞のたびに削られていく。その分、走行時間が伸び、目的地に着いても荷物の積み下ろしをこなすと、まともに眠れる時間が残っていないことが続きました。
後悔・失敗したこと
独身でそれなりに給料が入ってきたので、貯金をせずに無駄遣いをしたことを後悔しています。あれだけきつい仕事をしていたのに、貯金に回さず、ほとんど飲食費に使ってしまったことを、今振り返ると本当に強く後悔しています。
やってよかったこと
知らない土地を走り、知らない景色を見られることと。ご当地の美味しいものを食べられることです。長距離ドライバーでなければ足を踏み入れることもなかったような町や道を、走れるのは特別な経験でした。
求人選びで確認すべきこと
間違いなく高速道路の使用区間と手摘み手降ろしがあるかどうか。これらを確認することがとても大事だと感じています。どちらの条件も厳しい会社は、結局長く働けません。額面ばかりに目を奪われがちですが、そのへんを考慮することがとても大事だと思います。
これから始める人へ
今では規制も厳しくなり、定期的な休憩を取るなど、昔に比べれば楽に稼げるイメージですが、長距離トラックドライバーにとって、自由には知れないというのはかなりのストレスになると思います。実際のその会社の運行ルートを調べ、走るイメージと給料が合っているのかよく考えて会社を選んで下さい。