軽貨物ドライバー(40代後半・女性)の体験談

職種軽貨物ドライバー
年齢40代後半
性別女性
ドライバー歴1〜3年
雇用形態業務委託
月収30万〜40万円未満
1日の勤務10〜12時間
きつさややきつかった
後悔ある
始めたとき運転は好きだったが仕事としては未経験だった

ドライバーを始めた理由

これまではオフィスでの事務作業などが多かったが、職場での人間関係がストレスだったのと、座り仕事があまり向いていないと感じていた。基本的にひとりでできる仕事を探して、以前から少し興味があったドライバーに挑戦してみた。

想像と違ったこと

子供がいるので夜に家を空けたくなかったのでその点で宅配は融通がきくかなと思っていたのだが、夜の時間指定があるためどうしても遅い時間の帰宅になってしまっていた。休日は前もって希望を出すのである程度叶えられたが、急な体調不良や子供の都合で休みたくても休めないことがあった。多いときは1日200件以上「運転→降車→配達」を繰り返し、飲料の箱や米などの重量物もそれなりに多くあり、私にとっては体力的にかなりしんどさを感じた。周囲の若い人たちに比べて配送スピードが遅く、精神的にもつらかった。業務委託のため荷量が多い月は45万近く売上があることもあったが、少ないときはその半分程度だったりと収入にかなりの波があり、黒ナンバーなので保険も高く、ガソリン代の負担も大きかった。

一番きつかったこと

個人の配送スピードにかかわらず、繁忙期にはかなりの荷量が割り当てられてどうしても配れず、他のドライバーに助けてもらうことがしばしばあった。速いドライバーに話を聞いて真似をしたり、YouTubeで軽貨物ドライバーのチャンネルを見たりしてあれこれ工夫をしてみたが、なかなかスピードが上がらなくて悩んだ。多少作業が雑でも、運転が荒くても「速く配れる」ことが「できるドライバー」評価につながっている現実があるため、精神的にかなり追い詰められていた。

後悔・失敗したこと

人間関係に疲れ、ひとりで働きたいと思ってこの職に挑戦したのでかなり気持ちが楽だったことは事実だが、拘束時間が長すぎるため夜遅くまで子供2人がほったらかしになってしまったり、休みの日も疲れ切って動けなかったりで家の中のことがおろそかになりがちで、母親としての罪悪感がどんどん大きくなっていった。

やってよかったこと

周りの目を気にすることなく自分のペースで動けるのでかなり気持ちが楽だった。会話の必要もなく、好きなYouTubeを流して勉強しながらとか、音楽を流して気持ちを奮い立たせるなと好きなように仕事できるのは楽しい。運転が苦でないなら、免許さえあれば転職もしやすいと思う。

求人選びで確認すべきこと

勤務時間の実態について。実際どのくらいの経費を想定しておけばいいのか。事故を起こしたらまずどこに連絡するか。車は買わなければいけないのかリースができるのか。リースの場合は月額いくらかかるのか。子供がいる場合は特に、急な欠勤が可能なのかを確認した方がいいと思う。

これから始める人へ

人間関係に疲れたと思っている方は、運転さえ苦でなければ選択肢の1つとして有りだと思う。ただ、体力的なことがネックならかなりしんどい仕事ではあるし、天候が荒れていようが関係ないし、精神的にタフな人が向いているとは思う。実際は経験を重ねて自分もメンタルは鍛えられたし、体力も上がった。

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