長距離トラックドライバー(40代後半・男性)の体験談
ドライバーを始めた理由
本業の運輸倉庫業の収入が激減した時期があり、大型免許の資格を死蔵させるのはもったいないと考え、週末の休みを利用してスポットで長距離の定期便を走らせる副業ライクな働き方を始めました。
想像と違ったこと
本業で運送の現場は知っていたので覚悟はしていましたが、長距離の拘束時間は想像を超えて不規則でした。パーキングエリアでの仮眠時間が十分に確保できないまま次の運行指示が出ることもあり、休日を返上して働く副業としては肉体のリカバリーが追いつかないほど過酷な現実でした。
一番きつかったこと
金曜日の夜に出発して月曜日の朝に戻ってくるような運行スケジュールの中で、連続運転による慢性的な睡眠不足と眼精疲労が一番きつかったです。深夜の高速道路を何時間も走り続ける孤独感と、一瞬の居眠りが大事故に直結するという極限の緊張状態が何時間も持続する点は本当にタフな経験でした。
後悔・失敗したこと
短期間でまとまった副収入を得られた点には満足していますが、あまりにも自分の健康や睡眠時間を削りすぎてしまい、本業のパフォーマンスに支障が出そうになった時期があったことは反省しています。体力の限界を見極めずにシフトを詰め込みすぎた働き方は失敗でした。
やってよかったこと
日本各地の様々なサービスエリアに立ち寄ってご当地の食事を楽しんだり、大型長距離ならではのダイナミックな運転の醍醐味を味わいながら、高単価な副収入を確実に得られたことは大きなメリットでした。
求人選びで確認すべきこと
副業やスポットで入る場合は特に、労災保険の適用範囲や、運行中の突発的な体調不良時にどのようなバックアップ体制が用意されているかを面接で明文化してもらうべきです。また、長距離の場合は帰路の空車時に高速道路代が会社持ちになるのかどうかも必須の確認項目です。
これから始める人へ
長距離はまさに体力と精神力の勝負になりますが、一回の運行で得られる報酬は大きいです。もし検討しているのであれば、まずは無理のない運行距離や回数からスタートさせてもらい、自分の睡眠サイクルがしっかりと維持できるかどうかを見極めてから本格化させてください。